2019/07/01 00:57
6月30日は、夏越の祓い。無事に夏を超えられるよう、願いを込めて?「水無月」をいただきます。
外郎の上に甘く炊いた小豆をのせた和菓子です。 多くのお店が伝承の味を守り、あるいは工夫を凝らして、それぞれの「水無月」を作っています。
今年は、2軒のものを買ってきました。
まず、寺町御池の小松屋さん。 大きさは、7×7.5×10㎝。厚さは3㎝。外郎は、硬からず、柔らかからず。やや小さめの小豆がびっしりのっています。柔らかく炊いた小豆は甘すぎず、しかし甘い。小豆の歯ざわり、口当たりが私好みかな。 抹茶味の外郎は、色ほど抹茶の味はしていません。
次は、金閣寺近くの日栄軒さんの「水無月」。大きさは、7.5×8×11㎝。厚さ3㎝。外郎は、柔らかめ。小豆はやや大きめ、そめ、そして鶯豆をいくつか散らしています。甘すぎないのは、小松屋に同じ。京都人の暮らしを綴った大村しげさんも「美味しいもんばなし」で、この日栄軒の水無月」を推しています。